2013.01.21
中国【中国】2013年新規貸付約8.5兆元、M2伸び率14%-
先日開催された中央経済工作会議にて、今年の金融政策の基調は “積極な財政政策と安定した通貨政策”であることを明らかにしているが、その中の通貨政策に当たっては2012年の“マネー・サプライの合理的な増加維持”から2013年は“社会融資規模の適切な拡大と、貸付規模の適切な増加維持”に転換し、より積極的な姿勢への変化を示している。
これに対し、国内大手金融機構は、2013年における中国の新規貸付規模は約8.5兆人民元に達する一方、債券発行など直接融資の更なる役割発揮が期待され、債券発行量は2.2兆人民元を超えると推測している。中国銀行の見通しによると、中国の融資体制は現段階の銀行経由の間接融資志向から直接融資と間接融資という並行体制へ移行しつつあり、非金融機構の株式と債券発行による直接融資の社会融資総額に占める割合は15%以上に達する見通しである。
今年のGDP目標は7.5%で、全体的には「穏中求進(安定を保持した上での持続発展)」の緩和体制であることを踏まえ、新規貸付規模は2012年とほぼ同じく約9兆人民元で、広義マネーサプライ(M2)の伸び率は14%に達する見通しである。但し、拡張的財政政策の実施による個人向け融資抑制を緩和させるため、中央銀行は金利引下げの手を打つ可能性も高まると業界関係者らは推測している。
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- 青葉ビジネスコンサルティング Cici Zhang





