2013.03.18
中国【中国】中国高齢者数が今年2億人突破-
中国の全国老齢委員会弁公室が2月28日に発表した『中国老齢事業発展報告(2013)』(以下、「報告」と称する)の予想によると、60歳及びそれ以上の中国高齢者数は去年の1.94億人から今年には2.02億人に達し、高齢化率は14.8%となる見通しである。そのうち、2012年度の80歳以上の高齢者数は0.22億人で、2025年まで年間平均100万人ずつ増えていく見通しである。
その一方、“一人っ子政策”第一代目が高齢者層になりつつあると同時に、何らかの事情で子供を失うという境遇にある独居老人が増えている。中国独居老人の規模は2012年には0.99億人であったが、今年には1億人を超える見通しである。そのうち、一人っ子に先立たれている「失独家庭」は100万世帯あり、今後も年間平均7.6万世帯のベースで増える見込みである。
“失能”老人(動くことができない高齢者のこと)に当たっては、2012年の約3,600万人から今年には約3,750万人に増える見込みである。2012年度の中国老齢科学中心の関連調査によると、老人ホームに行きたいと思っている“失能”老人の割合は16.6%である。しかし、老人ホーム施設の多くを占めている民営老人ホームのうち、介護・リハビリテーション施設を備えている割合はわずか15%たらずで、“失能”老人の長期的な介護ニーズに対応しきれないのが現状である。中国全土におけるリハビリテーション病院は計265軒で、そのうち219軒は都市部にあり、農村部はわずか46軒しか存在しない。
目下、中国政府は社会保険と商業保険に基づいた高齢者向けの長期介護制度を積極的に検討しており、特に商業保険に当たっては“先行試行・先行実施”をするべきであることを取り上げ、すでに北京、上海などの一部の商業保険会社が“失能”老人向けの長期的な介護保険商品の開発に取り組んでおり、“失能”老人の長期介護費用の解決を図る過程にある。
- 【掲載元情報】
- Aoba Business Consulting Limited Cici.Zhang





